カード裏面のサイン記入欄のこと、カードが発行されたり更新で新しいカードになったら、使用前にこのサインパネルに自分のサインを記入します。
ここに記入がないとお店でカードを提示したときに利用を断られることになります。
なぜか10年くらい前まで日本ではサインパネルにサインをしない人が多くてお店でもカードにサインがないと受け付けられないとは言いにくいので見てみないふりをするということが多かったのですが、現在はサインをしないでカードを出すと怒られます。
もっとも、その場でサインすればOKですが、かっこわるいので家で書いておきましょう。
実はカードのサインパネルにちゃんとサインがされていることが、保険付きや免責規定つきのカードで保証や免責を受ける最低条件だったりするので、新しいカードを受け取ったらできるだけ速やかにサインパネルにサインするべきです。
さて、このサインですが、漢字かローマ字で自分の名前をそのまま書いているという人がほとんどですよね。
海外では自分なりに工夫を凝らしたサインを書く人が多いのです。
まねしようと思っても本人には自分ではなくて他人がまねして書いたものだと主張できる、わかりにくいけど、言われたら確かにそうだというような特徴を備えたサインをするのです。
もっとも漢字のサインは外国人にはマネができないそうなので、海外で使うという分には普通の漢字のサインでもOKなのかもしれません。
最近はクレジットカードをサインなしで利用できるサインレスシステム(スーパーのレジなんかでよく使われる)やピンパッド(暗証番号入力)も増えてきましたが、私としてはサイレンスはちょっと心配だしピンパッドと言ってもクレジットカードの暗証番号は僅か4桁の数字なので簡単にハッキングされちゃいますから、できれば当分はサインでいって欲しいです。
そういえば戦国武将なんか使っていた花押ていうのは、すっごくかっこよくってまねされにくい完全無欠のサインですよね。